2023年9月26日

まんてんワークス フランチャイズ加盟店募集開始!

 

コロナ禍で立地の良い居抜き物件が増えています。

 

大手チェーン店は不採算店の閉店をしていますし

経営のノウハウを持っていない個人店の廃業が増えた為に

小さな個人店を開業したいと考えている人にとってはある意味チャンスです。

 

とは言っても、すぐに欲しいだけの利益が出るのかといえば

今はコロナ感染の影響もあり、まだまだ不透明な部分がありますので

 テイクアウトや副業、その他のビジネスも同時に展開しているのが現状です。

 

飲食店経営は慣れるまで時間が掛かりますから

お店が軌道に乗るまでは練習期間だと割り切って

今から準備を進めておきたい人にとってはチャンスです。

 

コロナ前の飲食店の多くは、宴会などの需要が多かったので

宴会に適した客席を設置している大きめのお店が流行っていましたが 

新型コロナウイルス騒動の影響を受けて閉店するお店が相次ぎました。

 

アフターコロナの飲食店経営は

家族や友達、仲間との楽しい食事会や飲み会を目的とした

少人数のグループ向けの小さな個人店が主流となりますので

10坪程度の広さで、20~25席のお店が主流となります。

 


フランチャイズ加盟店募集要項

お店をオープンするまでにかかる費用

 

・加盟金・・・100万円(税込)

  

・店舗取得費・・・250万円~1,000万円 

 居抜き物件を活用して、あなたの予算に合わせた物件を探します

 (不動産契約金、保証金、仲介手数料、店舗造作工事費、厨房機器などを含む)

 

・その他・・・約50万円~100万円

 スタッフ募集、広告、食器、調理器具、食材酒類仕入れ、制服、消耗品など 

 

合計・・・400万円~1,200万円

  (お店の広さ、立地条件などによって異なります)

 

お店をオープンしてからかかる費用  

 

・ロイヤリティ 8万円(税込)/月

  


契約成立からオープンまでの流れ

 

①まんてんワークスとのフランチャイズ契約

 契約金100万円支払い

②物件探し・情報収集

③物件決定

 約1か月~3か月掛かります

 

④設計~工事着工~保健所許可~完成 

 着工費用支払い(250~1000万円の半額支払い)

 完成引き渡し(残金支払い)

 約1~2か月掛かります

 

⑤調理研修・接客研修・メニュー決定

 約1か月間

 

⑥オープン準備

 約2週間

⑦オープン

 

契約から物件決定、工事着工から完成までスムーズに進んだ場合

約3か月でオープン出来ます。

 


成功事例のご紹介

 

✔   定年後の生活費に不安を感じている方へ

✔   定年してもイキイキと働きたい方へ

✔  人生まだまだこれからや!と思っている方へ 

実際に僕が出会ってきた先輩の話をさせて頂くことで

その方たちが、どのように考えて起業を決意したのか?

 起業してどうだったのか? などが伝われば幸いです。

 

 

 

活き活きしている77歳でも現役のAさんの話

 

やきとり時代に知り合ったAさんは、今年で77歳を迎えられましたが、

今でもバリバリお店に立っておられます。

 

仕込みは奥さんがやってくれているそうですが、

営業中は奥さんは休みで、Aさんとアルバイトの子たちが楽しそうに働いています。

 

見た目は完全に、おじいちゃんと孫ですが、

お客さんはそんな関係を見ているのも楽しいのだと思います。

 

いつも感じるのは、Aさんの若さですね、

煙にまみれた顔は50代に見えるくらい若いです♪

 

Aさんの同級生もお店にお客さんとして来てくれていますが

明らかに活力が違うというか、Aさんの方が元気があります。

 

同級生も羨ましいとおっしゃっていました。

 

大きな声で「いらっしゃい!」「おおきに!」「また来てね!」

と言っているせいか、声にまでハリがありますから、

声を聞いていても、とても77歳とは誰も思っていないと思います。

 

こんな風に、活き活きとした定年後を送れるのも、

お店をやっている人の特権かも知れませんね。

 

居酒屋という仕事は、酔っ払い相手だから辛いことが多いかも・・・

なんて思っている人も多いと思いますが、

実際は、面倒な酔っ払いなんてほとんど居ませんし、

注意すれば解ってくれる行儀の良い人ばかりです。

 

だから僕たちは毎日楽しく仕事が出来ますし、

自分よりも若いお客さんやスタッフといつも会話をしているから老けないんだと思います。

 

Aさんなんて、若い女性が来てくれたらずっとしゃべっていますから、

注文を忘れたりしてスタッフに注意されて、それがまた面白いんです。

 

普通の生活をしていたら、若い女性としゃべることなんてないですが、

ステキな女性に声をかけても失礼にならないのは、飲食店の経営者だからなのかもしれませんね。

 


離婚を乗り越えて60歳で再婚したBさんの話

 

僕がやきとりをやっていたのは、24年前から13前までの11年間ですが、

その間いろんな先輩と知り合いました。

 

その中にBさんという先輩が居ますが、50代の頃に子供が独立して、

そのタイミングで奥さんと離婚しました。

 

寂しかったんでしょうね、そのうち仕事中にもお酒を飲むようになり、

生活も荒れ始めて、スタッフも辞めてしまいました。

 

コンサルタントとして活動していた僕は、

お世話になった先輩のことですから、何度か会っていいろいろアドバイスさせてもらいました。

 

売上も落ちているし、何よりもスタッフがすぐに辞めるものだから、

団体さんの予約も受けられない状況で閉店に追い込まれる寸前でした。

しかしBさんは「今どきの若いヤツは・・・」

となかなか僕の話を受け入れてくれなかったので、僕はある提案をしました。

 

「アルバイト募集の年齢をもっと上げたらどうですか?」

それを聞いたBさんは、「それ、いいかもね」と言ってくれたので、

僕の得意なコピーライティングを生かして、

1万円のネット広告と店頭でスタッフを募集しました。

 

募集人数は2人でしたが、パートさんという言葉を使ったおかけで、

5人の応募があって、Bさんはその中から2人を選びました。

 

後で聞いた話によると、5人のうちCさんという女性がとてもステキに見えたそうで、

それで採用を決めたそうです。

 

男って、いくつになっても女性が好きなんだなぁ・・・と思っていましたが・・・

 

スタッフが揃ったところで、宴会などの予約も受けられるようになり、

売上は一気に戻りました。

 

コンサルタントとしてはいろいろ様子が知りたかったので、何度かお店に伺いました。

 

お客さんの様子を見ながら飲んでいると、

スタッフの年齢が上がったことで、

若いお客さんにすればお母さん的な存在が癒やしになったんだと感じました。

 

だって今までは、ややこしい顔をしたおっさんが、

バイトの子にガミガミ行っている店だったんですからね。

 

それが今では、

「○○君ちょっと飲み過ぎよ♪」「野菜も食べなさい♪」

というCさんに対して「解りました、お母さん」「お母さんが言うなら食べます」

という若者が多くてなんかホッとしました。

 

そのうちBさんに対してお客さんが

「優しい奥さんですね」と言うようになり、

BさんとCさんは完全に夫婦だと思われていたようでした。

 

居酒屋というのは、夜遅くなることもありますから、

スタッフとの距離感が近くなることも良くあります。

 

そういう時に信頼関係が生まれるのですが、このBさんとCさんも同じでした。

 

ある時、お昼の仕込みの時間に伺ったらCさんも一緒に仕込みをして

「あれっ?どうしたんですか?」と聞いたら、

「いやぁ、やっぱり一人は寂しいからCさんと結婚したんや」

と照れくさそうにしていました。

 

Bさんは60歳、Cさんは55歳、またここにお似合いの夫婦が誕生しました。

 

お店を経営していて感じるのは、

僕たちは一番カッコイイ姿をお客さんに見てもらえるということです。

 

頑張っている姿を見てもらえるのですから、

少々ぶさいくでも恰好よく見えるんですね。

 

だから飲食店の経営者は、お客さんやスタッフと結婚している人が多いです。

 

僕の奥さんもお客さんでしたし、

お弟子さんもスタッフと結婚している人が10人ほど居ますから、

出会いという意味では他の仕事に比べて有利なのかも知れませんね。

 

いずれにしても、

離婚を経験して、荒れた生活にはまりそうになった時、

Cさんというステキな女性と出会えたことは、

飲食店という素晴らしい仕事のおかげだと思います。

 


いろいろ乗り越えて第2の人生を楽しく過ごしているKさん

 

「定年後に起業したいと考えている」

という相談に来られたのがKさんとの最初の出会いでした。

 

Kさんは結婚されていて、奥さんはご病気で入院されていました。

 

奥さんの病気の話はあまり話さなかったので、僕も詳しく聞くことは避けていました。

「定年後のお金も心配だけど、妻に元気な姿を見せてあげたいから」ということで、

第2の人生を居酒屋経営にかけた方です。

 

定年後に初めて居酒屋をやるということなので3カ月間研修をして頂きました。

研修が終わって、出店エリアを決めて、ターゲット人数などのリサーチして、

いよいよオープン前日、少し奥さんの体調が良くなったとお店に食べに来られました。

 

オープン前日は、スタッフの練習の為に、

友達や近所の人を呼んで練習をするのが居酒屋の慣習です。

 

そこに奥さんが来られたことで、Kさんもテンションが上がっていました。

 

「美味しい美味しい、美味しいよ、お父さん♪」

とおっしゃる奥さんを見ていると、僕は涙でぐちゃぐちゃになってしまいました。

 

恥ずかしかったのでトイレに行くと、既に誰かが中で泣いていました。

 

今思い出しても涙が出て来ます。

泣いているKさんの顔すら見ることが出来ませんでした。

 

そんな感動的なオープン前日を迎えて、いよいよオープン当日!

 

スタッフ総出で1か月前からポスティングをしたり、

駅前でチラシを配ったりしたおかけで、大盛況のうちに1日が終わり、

売上は21万円という大成功でした!

 

Kさんは嬉しそうに奥さんに電話をしていました。

 

それから1年半が過ぎても売上は変わらず安定していて、

店の初期投資のお店のお金が回収出来たと喜んでいました。

 

僅か1年半で初期費用1000万円が回収できたという事は、

毎月70万円くらいの収入があったということですから、

店の規模からいえば素晴らしい数字ですが、

後で聞いたら、休みは1カ月に1回しか取っていなかったそうです。

 

お金が稼げるのが解ると店を休むのは勿体ないと思うのは誰でも同じです、

僕も3年間で4回しか休まなかったのを思い出しました。

 

それから半年くらいしてKさんからお店を辞めると連絡がありました・・・

奥さんが亡くなられたからです。

 

僕もとてもショックでしたが、何よりもKさんの落ち込み方が酷かったです。

 

店には出なくなり、やがて店はアルバイトの子に譲ることになりましたが、

肝心のKさんとは連絡が取れなくなってしまいました。

 

半年くらいたった頃・・・

やっと落ち着いた様子でKさんから

「地元に帰ってまたやきとり屋をやる!」と連絡がありました。

 

地元は九州で現在もお店を経営されていますが、

高校時代の同級生だった奥さんとの思い出が詰まっている地元に帰ったことで、

ますますやる気が出たとおっしゃっていました。

 

人生には、本当にいろいろな出来事があります。

 

最も辛いのは、大切な人との別れでしょう。

 

それを乗り越えられるかどうかは僕にも自信が無いですが、

何か、打ち込めることがあれば、乗り越えられるのかも知れません。

 

何よりも、誰かを元気にする為に自分が元気な姿を見せてあげたい!

というKさんの様な素晴らしい考え方が出来る人に僕もなりたいものです!

 

「上西さん!地元に帰ったら、年寄りが元気なくてアカンわ、ワシが元気にさしたらなあかん!」と言っていました。

 

高齢化が進む田舎町の駅前で、今でもやきとり屋をやっているKさんは、

町の祭りの世話役や、地元のイベントにも積極的に参加されて、

「上西さん!ワシ市会議員にひっぱられてるんやで!」と喜んでいました。

 

「えっ、市会議員になるんですか?」

と聞くと

「議員になったら店に出られへんから嫌や」

という言葉を聞いて安心しましたが、

自分が元気でいて、その姿をみんなに見せてあげることで

町を活性化させたいという考えは変わっていませんでした。

 

元々は、工場で職人的な仕事をされていたKさんだったので、

最初僕はちょっと不安でしたが、とんでもないです!

 

やきとり屋のおやじにピッタリのKさんでした。

 


ガソリンスタンドを辞めて居酒屋の店長になったS君

  

元はガソリンスタンドで働いていたS君の話です。

面接に来られた時はJAの職員でした。

安定しているから両親は辞めるのを反対していたそうですが、

理由を聞いて僕は納得してしまいました。

 

地元のJAに就職して、ガソリンスタンドに配属になったS君は、

車が好きだということで、毎日楽しく働いていたそうです。

 

お客さんの車を洗車したり、オイル交換をしたり、

手が汚れても平気なほど車が好きでした。

 

ある日、若い女性がBMWに乗って洗車をしに来店され、

ついでに室内掃除とオイル交換もして欲しいと頼まれて、

その女性は一旦帰られたそうです。

 

一生懸命洗車をして、室内掃除をして、オイル交換も終わって、

お客さんは喜んでくれるだろうと思って電話をかけました。

 

取りに来たのはその女性とお父さんで、その日は喜んで帰られたそうです。

 

それから、ちょくちょくその女性が給油に来る度に

S君は嬉しくてニコニコしながら接客をしていたそうです。

 

職場の人たちも、S君の明るさと優しさをよく知っているので、

「誰?あの女の子かわいいね」「デートに誘ってみたら」

と言われるようになりS君も意識し始めたそうです。

 

よく話をする仲になったので、

思い切ってデートに誘ったら、OKの返事をもらったそうで、

喜んでデートに行ったそうです。

 

彼女の方もまんざらでもない様子だったので、自然と二人は付き合うようになりました。

 

そんなある日、彼女とお父さんがスタンドに来店されて、

洗車をしている時に二人の会話が聞こえて来たそうです。

 

「ええ子やっていうのは解る、でも農協は給料が安い!

そんな奴がお前を幸せに出来るとは思われへん」と・・・

 

時代錯誤というか、職業差別というか、何という父親でしょう!

 

でも、彼女は、父親のいう事を聞いたらしく、

その後2人がデートをすることがありませんでした。

 

そんな事があったせいで、S君は、

お金持ちになりたい!と思うようになったと聞きました。

 

資金が無い自分でも、お金を稼げるチャンスがあるなら、

一生懸命頑張るからと面接を受けて、合格して、3カ月の研修が終わりました。

 

そしていよいよ念願の自分店を持って、

しっかり貯金もして、ある程度のお金は手に入れることが出来ました。

 

当時は150万円でユーザー店長になって、

ロイヤリティと店舗使用料を払って、残ったお金は貯金して・・・

4年で1000万円ものお金を溜めて、いよいよ念願のオーナー店長になりました。

 

オーナー店長になれば店は自分の物ですから、

5万円のロイヤリティをはらうたけで後は全て自分の収入となります。

 

ここまで来れば、店舗使用料として払っていたお金も貯金に回せるので、

貯金のペースが速くなりますから、

2年で1000万円の貯金をする猛者もいるから面白いんですね。

 

これで僕もお金持ちになった!と思ったS君は、

久しぶりに地元に帰ってお世話になったガソリンスタンドに挨拶に行ったそうです。

 

地元のスタンドなので自然と以前の彼女の話も出てきて・・・

結婚して他県に引っ越していたけど、

「最近子供を連れて帰ってきているから離婚したんじゃないの?」

と噂になっているそうです。

 

それから何度か地元に帰った時に、一度だけ見かけたそうですが、

あの頃のような魅力は消えていたそうです。

 

S君は、当時アルバイトだった12歳も年下の女性と結婚して、

今では3人のお父さんになって幸せに暮らしています。

 

久しぶりにS君の店に行ったら、

「あれっ、前よりカッコッよくなってるなぁ」と感じましたが、

確かにカッコよくなっていたんです。

 

経営者になれば、いろんな人の話も聞きますし、

スタッフとの関係性やマネジメントも考えて日々仕事をしています。

 

いろんな知識が必要になってくるので、勉強もしますから、

魅力的な大人になるんでしょう。

 

煙の向こうから笑っているを見て「負けたかも・・・」と思ってしまいました。